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老舗計画株式会社

飲食店コンサルタント | 開業支援・経営改善

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改善するのに一番大切なのは「○」ですよ

宮城は雪がちらついているようですが徳島は12度です。厚手の服いらないから荷物めっちゃ助かります。仕事柄道中いろんな店入ったりするんですが荷物多いと何かと不便なんですよね。
18からずーっと飲食業で、出張と縁がなかった人生だったのでこの仕事始めてから出張を経験した僕ですが、最初の頃はついついテンション上がって二泊でもキャリケース使ったり(笑)そんなキャリケースも今はもう殆ど使ってない。。
撮影が必要な時にカメラ入れるので使う程度ですが、これもそのうちスマホに代わるかなぁという感じです。早く新機種買わないとな。

昨日は創業70年の老舗飲食店のご支援。
ずっと仕出しと宴会中心でやってきたお店で、三代目の経歴がなかなかカッコ良い。背景があるお店っていいですよね。
利益改善支援という事で、まずはヒアリングや具体的な手法をお伝えしましたけど、こちらのお店って数年前に町の繁盛店作りプログラムに採用されたお店なんだよなぁ。
当時の記事とか見ると、専門家の方が色々と改善されたようですが、現状を見るとうーーん。。とね。
専門家の人がどうの、って事じゃなくてそのプログラムに問題あるんじゃないかなぁ。行政にありがちな「とりあえず何か予算を消化して町のためになるっぽい事をやった事例がほしかった」という匂いがぷんぷんするんですよね。
そんなのに振り回されるお店が可愛そうだと思うんだよなぁ。

一回や二回で劇的に経営が改善された!なんてうまい話はそうそう無くて(たまーにありますけど)、地道かつ継続的に支援しないと成果ってなかなか出にくい。特に飲食店の場合はね。

飲食店支援の違い

他業界の専門家さんと話す機会があるんだけど、土木とかの場合は経営の仕組みを整える事で成果がでる場合が多いらしくて、例えばある程度のパターンを当てはめる事でうまく回ったりするらしいんですよね。受注から工事までの流れとかがだいたい同じなので、そのフローさえ整えれば潤滑になる事もあって、だからこそ差別化が難しいという話。

だけど飲食店の場合は「人が人を使って、人をもてなす」のが軸にあるので、仕組みさえ整えればなんとかなる事少ないんですよね。
大本の「人」を整えないといけない。変な話個人店なら多少商品力が低くても圧倒的な個人力があれば飲食店はそこそこ食えていける業態ですから。
なので支援するときはまず「人」の意識の方向を良い方向に向けていくかがめっちゃ大切なんですよ。それやらないと、仕組み整えても継続性が失われたりするもんで。

行政でやる飲食店支援も、そこらへんを重視してくれるといいんだけどなぁ。てかやるなら僕に声かけてくれればいいのに(笑)
さて今日は焼き肉屋さんの創業とお弁当屋さんのご支援でございます。今日もお役に立てるようにがんばりまーす