最近Facebookやってないんじゃない?
なんて言われる事が多いのですよね。そりゃそうです、最近もっぱらTwitter派なんですもの。
Facebookと違ってTwitterって匿名なのにその道のプロがうじゃうじゃいて、業界の深い話を展開していたりして勉強になるんですよ。匿名だからできる意見交換が活発で眺めていると裏情報がこぼれていたりして、ついつい長居しちゃってます。
そんなTwitterの中で昨日話題になったのがお通しの話
このTweetから始まり、飲食業の皆さんがあれこれ活発に談義されてました
などなど様々な意見が出てました。
んで僕はというと
お通しの意味って「どうぞまずはコレ食べて待っててね」という場繋ぎの意味が大きいと思っているんですよね。料理提供までに時間がかかるってのが前提。
ただ、自分が選んでいない料理が勝手に出てきてしまいに料金まで発生するとか時代に合わないよなぁ、、と思っていました。あとはHALさんも書かれていますが、どうでも良い料理を提供してイメージ悪くなるのも嫌なんですよね。
なのでTweetしたけど、お通しくらい早く提供できる料理を準備しとけばいいじゃん!という発想で最近はお店を立ち上げています。
仙台の超繁盛居酒屋では、お通しを毎日変更するのではなくて一ヶ月に二度変えているって話です。毎日変更するとどうしてもクオリティが下がってしまうし、来店頻度を月二回に設定したいからという理由。お通しにも戦略を入れ込んでいるあたり繁盛店の秘訣がありますよね。
来店頻度の話だと、地方の個人店で週2回ペースのお客様が多い店なんかは1,000円代で豪華なお通しにする場合もあります。
これは岩手県宮古の繁盛店のお通し
これだとあと2品くらい追加すれば一人飲みなら十分。常連だったらあれこれ選ぶよりこっちの方が楽だったりしますよね。
ちゃんとファーストオーダーで「うちのお通し量が多いので」と伝えてくれるのもとっても助かってます。
ちょっと話はそれちゃうけれど、常連さんに対しての対応で僕がとっても響いたのがこちら。
店主の稲村さんは元から飲食センスが良くて、さすがの仕組みだなぁと思うわけです。リコグニションというかね、常連さんは依怙贔屓していいので(笑)
お通しってお店の料理との初対面なわけですから。それをなんとなくの商品に任せるのって怖いと思うんですよね。
やるならしっかりとやり切る、やらないならそれを補完するなにかを提案する。
そんな事のトライ・アンド・エラーを繰り返していく事を楽しめるお店が強いんじゃないかな。そんな事を思うわけです。