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老舗計画株式会社

飲食店コンサルタント | 開業支援・経営改善

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僕の半生12

別居から一年
終わりはあっけないもんでした。

簡易裁判所でサインで終了。
思えば、ほんと前の嫁さんには迷惑ばかりかけてました
感謝しかないです。
何よりも、娘ちゃんを産んでくれた事。

ほんと、子供っていいもんですよね

こんなに人に対してドキドキしたり
ちょっとした事で涙出るほど嬉しかったり
子供に大人にしてもらった感じです。

子供への思いは沢山あるけど
まぁここで書くことでもないので(汗)

別居中
接客アドバイザーの仕事に本腰を入れ
現在の形になったんですよね。

誰かに伝えたり、教えたりしたいから
学校の先生目指して挫折したんですが
なんやかんやと、なんとかなるもんです(笑)

そんな中
おふくろと一緒の時間が増えまして
色々と考えたんですよね。

おふくろをどうやってこれから支えて行けばいいんだろうかなぁって。
祖母も亡くなり
ぽかーんと空いたおふくろに
生きがいと、これから食べていける職を見つけたかったんです。

そんな事考えていたら
おふくろが趣味で作ってくれていた
前掛けを使ったがま口のカバン。

もしかして、これっていけるんじゃないかな?
日本酒好きって発信できるアイテムあると
会話もしやすくなるよな。

なんて考えまして
立ち上げちゃったのが

おさけかばん工房でございます。
ニッチもニッチですが
なんとか、これでおふくろの生業となってくれればなぁと。

そのおさけかばん、手づくり市とかで出店していまして
私が主に販売担当していたんです。

ある日、仙台街中での出店
私、おふくろ、おふくろ友人
と、ちょっぴりいかついメンバーの真向かいに
なんだかメルヘンでファンシーなブースがありまして。

あれは二年くらい前なのかなぁ。

名刺交換して
情報交換して
なんだかちょっぴり気になったので
彼女達が作成している作品も購入して。

それが、おひげのついたフェルトのキノコストラップ。
いつの間にかそれにピンクのキノコストラップが添えられて

いつの間にかその娘の隣に私も添えられて
今度はその真ん中に新しい命がやってきます。

という訳でして
いよいよ三度目の結婚をいたしました。
そしてかわいい息子ちゃんも誕生しました。

ご意見は沢山ありましょうけど
娘ちゃんも、彼女と弟ととても仲良くしてくれてます。

気づいたら、素敵な友達が大勢増えました。
たぶん私が頼りないから心配で集まってくれてるんだと(笑)

店で繋がったみんなに
新しい命が繋がったり
もうね、嬉しい事沢山ありますよね。

ちょっとここでは書けませんが
どこかに拐われそうになったり
正面衝突事故で全損したり
沈められそうになったり
襲われそうになったり(笑)
ちょいちょいありますが

いつも一人で遊んでいたあの日の私はもういません。
いつも一人で悩んでいたあの日の私ももういません。

ほんと、心の底から

(いやぁ、人生なんとかなるもんだ)とね(笑)

たかが40年くらい生きただけで人生悟ったような事は言えませんし
これからまた何があるか全く想像もできませんけど
それでも今までの事を思い出してみると

真っ暗で何も考えられない時もありました
存在の意味を考えて、そればかり追い求めていた時もありました
誰にも理解されず、誤解ばかりされ、自分を曲げそうになった時もありました。

でも、次同じような事が起こったら
(二回目だから楽ちん楽ちん)にはならないんでしょうね(笑)
相変わらず、毎度もがいてもがいて
泥臭く、汗臭く、かっこ悪く、不器用に
人間臭く生きていこうと思います。

人の顔色伺いながら生きてきた事が
お客様の機微を察する力になったり
仕事を覚えるんが人一倍遅かった事が
結局努力の積み重ねが自然にできる事につながったり。
自己承認欲求の固まりだったのが、誰かのためを自然とできる事につながったり。
サービス業に入るための修行だったのかもなぁ(笑)

今は大変かもしれないけど
明日はそれがプラスになるかもしれないしね。

カッコいいパパじゃなくてもいいですよね。

この前、嫁さんから言われた言葉が
自分の中で最高のほめ言葉だったんですよね

(あなたはいつも誰かためを考えているよね)
全部の出来事が、ここに繋がったら
もうね、良かったな、しかないですよねん。

まぁ最後のほうはグダグダとした文章でしたが
そんなところです。

阿部大ができたんだから
皆さんはもっとうまくやれるはずです。

そんな想いで
これからも、泥臭く飲食店コンサルタントを続けていきますね。