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老舗計画株式会社

飲食店コンサルタント | 開業支援・経営改善

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僕の半生11

恥ずかしい話
ずっと消費税から逃げていたんですよね。

逃げていたというか
目を背けていた。

知っていましたか?
税金滞納すると
利息が約15%くらいかかっちゃうんですよ。

最初はね、しっかりプールしていたのですが
もうどうにも出来なくて、一度手をつけてしまったら最後なんですよね。

でね、人間慣れって怖いもんで
督促状とか段々なんとも思わなくなるんですよね。

まぁ、昔から督促状家に届くのって良くあったし
もしかしたら人よりもそこらへん鈍感だったのかも。

でも、嫁さんはちゃんとした生き方をしていたし
慣れる訳ないんですよね。

とある年末
こう切りだされました。

「もう取り立てが来たり、督促状が来る生活は耐えられません。
お店を辞めてサラリーマンやるか、別れるかどちらかにしてください」

最後のハトヤ、実は売上げ好調で
このまま真面目にやれば大丈夫、そんなところまでは来ていたんですが
因果応報というか
逃げていたツケですよね。

丸9年
私の飲食店独立生活はそこで幕を下ろしたんです。
ココらへんの思いを書いちゃうと
かなーーーーり長くなっちゃうけど。
続ける選択肢もあったのだろうと思いますが
家族を一番にしたかったんです。

お父さんがいて、お母さんがいて子どもたちがいる。
そんな当たり前の事を大切にしたかったんですよね。憧れでした。

そして就活です。
ただし、条件が非常に厳しい。

今まで自分の店だったから余裕だったのですが
まだ娘ちゃんも小さく、送り迎えは私がしなくちゃいけない。
夕飯の支度もしなくちゃいけない
これが出来る仕事じゃないといけない。

なかなか選択肢が少ないですよね(笑)

とりあえず考えたのは
外回りの営業なら、時間を作れるのではなかろうか
ってのと
死ぬ気で働いて、ちゃちゃっと昇進しちゃえば時間作れるのではなかろうか
という(笑)

で、どこ面接しても
非常に好意的にしてもらえたんです。うちにおいでよって。
ありがたいことです。

(名取近郊のお仕事です!)
と言っても最終面接でいずれ博多で勤務してもらいます。。とか。
せっかくの話ですが、辞退させてください。
そんな事が8社ほど続いていたら

嫁さんの我慢の限界がきちゃったんです。

仕事が無い分、主夫やっていたんですが
本気で仕事探してる感が伝わらなかったんでしょう。

このまま二人でいても
喧嘩ばかりで、娘ちゃんが泣いてしまうんじゃないかと
家を出ることにしたんですよね。

そして、実家に戻り
ありがたい事にそんなタイミングで仕事が見つかっちゃうんです。

でも、その時には
もう家庭に戻る場所は無かったんですよね。

お父さんとお母さんと娘ちゃんが食卓を囲む。
その憧れを、自分の手で壊しちゃったんだよなぁ。

嫁さんが遅い時は
私がお迎えにいって、実家でご飯を食べさせて
家まで送ってあげる。

家に変える娘ちゃんの背中みて
自分の不甲斐なさにひたすら泣いてばかりでした。

結局、自分がされてきた事を
同じように娘にしてるんじゃないかとね。

そんな中決まった新しいお仕事は
婦人カバンを販売したり
レストランの指導したり
格闘技グッズを販売したり
とにかくなんでもやる仕事で、非常に楽しくやらせてもらいました。

結果さえ出せばなんでもおっけー
そんな職場だったんですよね。

そのうち
私が店を辞めたという話を聞いて
沢山の飲食業界の方々からお話が舞い込むように。
(うちの現場ちょっと見てもらえない?)
(短期で新しい風入れてもらえない?)

こんな流れで
接客アドバイザー阿部大は誕生したんですよね。

事業に失敗したくせに
とも言われる事があるんですが、全く私はそれを隠していません。
だってね
これをやれば成功するって事はひとつも無いけれど
これをやると失敗する、って事は沢山経験しているんですもの。

もちろん成功させるためのお手伝いですが
それ以上に、自分の人生とも言えるお店を手放してもらいたくない
そのために、失敗しないように、をまずは大切に伝えたいんですよね。

自分の店が無くなるあの気持ち
もう誰にも味あわせたくないんですよね。

そして別居から一年。
私はバツニになりました。