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老舗計画株式会社

飲食店コンサルタント | 開業支援・経営改善

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安物買いの銭失いにならないために

本日は徳島仕事二日目でございます。焼肉店の創業って事で気合充分でございます。

仕事柄飲食店に行くとバックヤードとか洗い場とかじーーーっと見つめる悪い癖があってめちゃくちゃ不審者なのですが(笑)、まだまだもったいないなぁと思うお店が結構あるんですよね。

先日Twitterでも上げたのですが、未だにグラスや食器の拭き上げに(サラシ)を使用しているお店が結構あるんですよ。洗浄機から出してそのまま乾燥させるのは乾き跡がつくからって一生懸命拭いているのはとっても好感が持てるのですが、そこはサラシじゃないよなと。

食器をタオルで吹き上げると毛羽が残る心配があるからサラシを使うというのはわかるのですが、吸水性めっちゃ低いんですよね。そのため何枚か吹き上げると乾いたサラシと交換して、というのを何度も繰り返しているのを見るとなんでだろ?と思ってます。

サラシはたしかに廉価なのですが、今は吸水性にすぐれたグラスタオルなどが販売されています。多少イニシャルはかかるのですが吹き上げる時間にかかる人件費などを考えると全然元取れるんですよね。ここらへんをあまり考慮していないお店さん結構多いです。安いからと使っていて結局損しちゃっている。

おなじような事で、グラス洗浄などを安い洗剤&スポンジで賄っているお店も勿体ないです。安い洗剤あるあるなのですが、泡立ちが悪かったりすすぎが悪かったりして結局洗剤使用量や水量が増えてしまうのです。しかも安いスポンジだと洗い上がりが悪かったりすぐヘタレてしまって結局安物買いの銭失いになってしまう場合が多いです。

実は洗い物が趣味(笑)という危篤な僕が良く使っているのはスコッチブライト製。多少お値段は張るんですがなかなか長持ちしてくれるのと汚れ落ちが良いので「値段するだけあるな」とついつい感心しちゃっています。

経営者として経費削減はテーマではあるのですが、目先の安さだけでなく生産性や耐用を考えて「お金をかけるところにはしっかりかける」ことを意識する事をおすすめしちゃいます。

そんなわけで本日も皆様にとって素晴らしい一日でありますように!