接客業なんて絶対向いていない。
そんな事を思ってから20年以上になります。
個人店のつよーい味方
接客アドバイザーの阿部大です
いつか機会があれば
どのようにこの業界に入ったのか
書いてみますね。
先日、ふと20年前の事を思い出したら
一緒に
すっごいトラウマのような出来事も思い出しちゃいました。
その当時ホテルのアルバイトをしていた私。
まぁそれも
学校から言われ嫌々働いていたんですけど(汗）
そんな私が配属されたのは
仙台でも有数の老舗ホテルの
メインダイニング。
なんてったって
お皿を素手で触ってはいけないんですから。
バリバリのフレンチでございます。
当時は
そのホテルで結婚式を上げられ一年経ったお客様に
一周年記念としてディナーを招待する企画がありました。
記念すべき一周年を
記念のホテルのとっておきのディナーで迎える。
なんだか
胸がときめく企画ですよね。
いらっしゃるお客様も
みんなキラキラしていました。
バイトも二週間を過ぎ
少しはついていけるようになった私
いよいよテーブルを一つ任せて貰えるようになり
その最初のお客様が
この一周年記念ディナーでした。
私の初担当という記念日と
お二人の記念に残る日
こんな嬉しい事はありません。
ご案内から、着座
メニューのご説明。
そして最初のお客様のお言葉が
「もう付き合いきれないから」。。。。。。
と奥様が。
それからの約二時間
一切お二人は喋る事もなく
食べる事もなく。
そして
容赦なく出てくる料理。料理。料理。
もうテーブルに一杯の料理。
テトリスか！
というくらい、料理の並べ方だけやってました。
もう涙目。。。
新米ウェイターには
荷が重すぎました。。。
未だに
あの時どんな言葉をかければいいのか
どんなサーブが良かったのか
正解が見つかりません。
一生かける宿題なのかもしれないですね。
その答えが見つかった時
俺も結婚長続きできるのだろうか(笑)
接客アドバイザー 阿部大
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