昨日は遠野でお仕事の後、北上へと移動してきました
僕の出張に合わせたかのような大雪でダイヤも大幅に遅れまくってました
なんとか北上に到着できてよかった、、
昨年末の遠野は過去1の売上達成!テイクアウトが好評なので今年も力入れていく予定。また新しい動きもあるのでこれからまた楽しくなりそうです
北上では岩手飲み始めをしてきました。最近できたというお店へお邪魔したのですけどメニュー構成とか仙台の某超繁盛店リスペクトが感じられる作り。焼き魚が名物のあそこと朝礼が有名なとこ出身のあそこです。
でも、残念ながら焼き魚そんなに出てないんですよ。名物なのに。
これって飲食店あるあるの話
パクるなら徹底的に
飲食店はパクリが当たり前みたいな流れで、まぁビジネスモデルに商標取れないからしょうがないんですけど、よくあるのが表面だけさらっとパクってイマイチはまらないみたいな店。
パクる時しっかり考えないといけないのは
「どのような経緯でその名物を提供する事になって、その効果はなんなのか」を考え抜かないと表面パクリになるんですよ。
だから名物じゃなく、単なるイチ商品にしかならない
例えば焼き魚の場合、わかりやすい効果としたら
○みばえが良い
○手で食べる体験
○調理の手離れが良い
があるのは皆さんわかると思いますが、そのほかに
○焼き上がりに時間がかかるため、ファースト・オーダーでの訴求が取りやすい
○中間で提供されるので、そこに至るまでの注文が組み立てやすい
○串提供のため、一人一本の販売が可能で単価が上げやすい
○調理法が違うため刺し身とバッティングしても気になりにくい
など。重要なのは後半の4つなんです
ここをスタッフがしっかり理解していないから焼魚を推奨しきれていないんです。楽出身者の皆さんはこの「稼ぎ切るメソッド」がとてもしっかりしているから強いんですよ。
これがまさに「魂」の部分。
社員教育にもなります
商品学習ってあまりやっているお店多くないですが、このように商品ごとその戦略とかを共有したりするだけでスタッフの考える力が磨かれるので教育に繋がります。また、キッチンがどんな思いでその商品を考案したのかもわかるのでキッチンとホールの協力体制づくりにも役立ちます。ぜひ一度おためしを。