少し前と情報の量は大きく変わってきています。
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まずはこの記事
博報堂、AI×鏡で広告の新しい形「AoT」を説明
鏡に写った表情等から情報を得て、欲しいと思われる広告を表示するシステムだそうです。
人間の適応能力って凄いもんで、最初iPhoneが出た時（あんなボタンもないものが普及するのかな。。）と思ったらスマホは今必須のアイテムになってますし、当たり前になっています。
だからこれも、というかこんなシステムも今後当たり前になってくるんでしょうね。
ほんと映画でみた近未来。
僕の若い頃は、例えば通勤通学で得られる情報というのはせいぜい中吊り広告や購入した雑誌・本と友人との会話くらい。
情報量としたら今の何分の一なんだろう。1時間の中で受信する情報は何倍になったのだろう。
でも、全てをしっかり受信している訳じゃないですよね。そんな事したら出勤前にヘトヘトになっちゃう。
つまり今は（人の情報の取捨選択能力が一昔前より格段に上がっている）という事。
ファサードの看板も、ちょっと前なら3秒以内に興味を持ってもらえるように！とかやっていましたが体感的にそれももっと短くなっているような。
若い人のインスタを見る速度とか確認すると、とんでもないっすよ。
シャーシャーッ！ってスクロールして、気になる写真のところでピタッ！と止まる。
ツイッターなんかでもそう。
まとめサイトもそうですよね。
それと、読みたい時にいつでも読めるので
読みたくない時、つまり情報がいらない時は本当にシャットダウンする傾向にあるように感じます。情報取得のメリハリがはっきりしている。
これから生活の中に、どんどん情報が多くなればなるほどこの傾向は強くなってくると思います。
これって何を言いたいのかというと
ただ多いだけのメニューは、もう選ばれにくい世の中になっている、という事。
せっかく頭を休めに飲食店に来てたとして、そこでまた情報の取捨選択があるのはしんどいんです。
お客様目線で、というのは単に（沢山メニューがあったら選ぶ楽しさがあるだろうな）というのではなく
今のお客様の生活スタイルなども考慮して、はじめてお客様目線というわけです。
圧倒的じゃないとね。
専門店が多くなっているのは、圧倒的にわかりやすいから。
メニューを増やすのであれば、圧倒的に増やして、すべてが高クオリティじゃないと。
選ぶ力が凄まじいし、嘘を見破らないとネットは危険という世界で生きているんですから。店の嘘なんかすぐに見破られてしまいます。
そんな事を思うと、むしろこんな業態のがこれから面白くなってくるんじゃないかと
本物の凄さ、とか言いたいのじゃなくてね。メニューがどうのという事を超越してるじゃないですか料亭って。
どう利用すればいいのか、どんな楽しみ方をすればいいのかを発信してもらいたいな。
体験ベースにとっても近い業態というか文化だと思うし、お客様としては文化・体験を絡めればかなり効果でるかなと。
わかりにくい事を皆知ってるから、逆にわかりやすいんじゃないかな(笑)
宮城の料亭も参入してますし、ここらへんがこれからのヒントになりそうかなと。
めっちゃ期待してます！
それでは本日も皆様にとって素晴らしい一日でありますように。
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