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老舗計画株式会社

飲食店コンサルタント | 開業支援・経営改善

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背伸びが人を成長させる

事故後しばらく休業していましたが昨日から復帰!
昨日から仕事再開しておりました。東北地方は広いので移動中首の負担しんどいですが(泣)気合と根性で動きます!

昨日は北上の飲食店、地方では高級店にあたるお店ですが全体調整とメニューブックのリニューアルを行って順調に客単価と満足度が向上しています。単なる値上げじゃなくて(価値に対しての適正価格)がポイントです。
経営改善で入るお店でたまにあるのが弱気すぎる価格設定なんですよ。利益を削って価格を落としている店が結構あるけど、これって僕は大問題だと思っています

価格に逃げないこと

価値に対してあまりにも安いのって
「この金額だからこれくらいでいいだろう」
という逃げ道になりやすい傾向があります。そしてついつい惰性で営業となり、気づいた時には茹でガエル状態になっている場合を見ています。
尊敬する先輩の言葉に
「経営は下りのエスカレーターを逆走しているようなものである。走りづつけているからそこ登れるが、歩けば現状維持、止まれば下ってしまう」
経営者は走り続けていかなければならない。
逃げ道を作ってしまうと思考停止に陥りやすく、止まってしまうんですよね。

店舗展開している大箱店ではなく、小箱の個人店は
「この商品をどうやって高く売るか」を考えるべきです。
高く売れる仕組みをつくり、それを適正価格で提供することで「安くないけどコスパに優れている」というともすれば矛盾のような結果が生まれます。

価値をつけて値決めする時
「僕のスキルでそんな価格はもらえませんよ」という発言を受けることもあるのですが、それは大間違いです。
まずは高い目標を設定し、それに向かって努力をするからこそスキルが醸成されるんですよね。目標を容易いところにおくことはつまりエスカレーターで止まっているのと同じことです。
お店に通っているお客様によりよい商品を提供する事はお客様の幸せにもつながりますよね。

つまりは背伸びをすることこそ自営業の義務なんです

背伸びするといつの間にかそこが定位置になる

背伸びをして仕事をしていると、無理だと思っていた事がいつの間にか当たり前になってきます。
僕は25歳の時60席でランチ平均二回転する店をホール2,5人でやっていたのですが(笑)最初は絶対無理!と思っていました。
しかし、「まずはこのホールを八割のチカラでこなせるようになれば、残りの2割をサービスにつぎ込める」という考えをするようになり、とにかく作業的なものを圧縮していきました。
すると言葉は悪いですが作業的な事については片手間でできるようになってきました。余裕が出た分を接客に注ぎどピークタイムでもお客様との会話を行いつつ営業する事が可能となり再来店率が向上しました。

現状のスキルでやれることをやる、というのも一つの考え方ではありますが、先の長い自営業それは老後にとっていてもいいんじゃないですか。

もっとお客様を喜ばせたい。そんな気持ちが自身の成長に繋がり価値が強化され利益を作る。そんな事を思うのです。

さて今日は花巻にてご支援。精一杯がんばりまーす。