昨日は秋田湯沢にてのお仕事でした。こちらのお客様とはかれこれ6年のお付き合いです。あの当時僕もまだ駆け出しペーペーでどうやってお役に立てるかを精一杯考え抜いて、その結果お店の利益改善ができて二店舗目を出す、という成果になった時一緒に喜んだものです。
なので、今もお会いするたびにあの時の事を思い出すんですよね。なんというか初心に振り返らせてくれるお客様です。ありがたい。
毎度湯沢では夜が楽しみで、仕事一段落してから湯沢の名店にいくのがルーティンとなっています。その名も
フォトメモリー写優館
業態は大衆そば屋(この表現があってるのか(笑))なんですが フォトメモリー写優館 。カレー焼きそばが名物なのに フォトメモリー写優館 。いつもカオスです。
元々カメラマンだった親方(ひっしー)が昼そばでも出そうか、と始めたらいつの間にか夜も営業しちゃって、そのうち深夜まで営業しちゃった、という感じ。ドリンクはキッチン内にある家庭用冷蔵庫から勝手に持ってくるスタイル。
なんというか、青森のらくろと同じカテゴリです(笑)こうゆうのにハマってしまうんですよね。その人にしか出来ない店。再現性が全くないし僕の仕事的には全く参考にならない(笑)けれど、飲食人として憧れてしまうのですよね。
ひっしーはお客様に対して「おめぇこぉのぉー!」とか字面では暴言にと取れる発言をばんばんするのだけど、照れ隠しの愛情表現だというのがミエミエなのでかえって嬉しくなっちゃうんですよね。これなんかも真似できない(笑)
ただすごいのは、毎回お邪魔するたびに新メニューが出ている事。ひっしーは「おれ飽き性だがらよ!」と言ってるけど、お客様を喜ばせようといつも考えているからなんですよね。めっちゃ雑な店に見えて冷たい蕎麦を頼むと麺を締めるために冷蔵庫から冷水だして使ったりと見えないところでしっかりおもてなししています。なので盛り付けは雑だけど(笑)味のセンスとかかなり良いんですよ。そこがのらくろとは違うところ(笑)
昨日も遅くまで、写真についての話しで楽しませてもらいました。来月もお邪魔するので無理せず元気でいてねひっしー。